オフィス犬
先日、【犬の為の建築】展をご紹介しましたが、
今日はオフィスの犬についてです。
最近はオフィスでペットを飼うところもちらほら増えてきていますが、
これには実際に社員のストレス軽減や社員同士のコミュニケーション、
仕事効率のUPにつながっているという実験結果が認められているようです。
犬が病院や被災地などでも活躍する話は良く聞きますね。
オフィスでも行き詰まった時や疲れが溜まったタイミングなんかは
その存在だけでも癒やされリフレッシュに繋がりそうです。
日本では看板犬という意味合いで“社で犬を飼っている”というイメージが多いのに対し、
海外ではGoogleやAmazonをはじめ、“飼っている犬をつれて出勤”できるところがあるようです。
とてもうらやましいスタイルですが、
これには様々な問題をクリアにする必要があります。
自社ビルであればいいのですが、テナントオフィスとなると
管理会社との交渉、
近隣テナントとの問題、
犬を飼っていない社員への配慮、
トイレや鳴き声などシツケの問題、
スペースの確保、、
さらにペット側のストレスを溜めない工夫、、、
など。
これらをクリアして、日本でもペットを連れて出社を“推奨”しているオフィスを発見。
外資系で、ペットケア用品を展開するマースジャパンさんのオフィスです。
☆
社員だけでなく、連れてくるペットの事も考えられたオフィスづくり。
さらには出張時のペットホテル手当に「祝い金」「見舞金」等の慶弔制度等も用意されているところがさすがです。
動物好きが集まる企業だからこその制度を整えることで、リクルーティング効果も期待できるようです。
ここまでの事をするには専有面積やコスト面での問題が大幅に絡んでくるので
なかなか難しい部分もあるかもしれませんが、
今後はこういったオフィスも増えていきそうですね!
【 】のための建築
金沢21世紀美術館にて、『犬のための建築』展が開催されています。
☆
「人間は人間の尺度で環境をつくってきた」
「人間の尺度を超えて環境を仮想する」…
など、普段、考えない視点で空間構成や発想の幅がありそうで面白そうですね。
【犬】の為の建築、となっていますが、【 】には何を入れても構わない、
という原研哉さんの言葉通り、
色んな【 テーマ 】を自分の中で設けて物を見ることで、
何か違った見え方が出てくるかもしれません。
様々な分野、方向性、考え方、、
様々なコトが入り乱れる現代では、いかに視点を変えた考え方や見方が出来るかでやれる内容や幅がぐんと変わってきます。
BASICでも、常に新しい風を取り入れながら、柔軟に物事を捉えながら、
型にハマりすぎないご提案を心がけていきます!
打合せ
オフィスでする事の、大切な一つに「打合せ」という事があります。
これは2人で行う時も、大人数でおこなう会議も打合せですね。
もちろん業種にもよりますが、
この打合せスペースがあるオフィスとないオフィスでは、
仕事の進み方が大きく変わってくるのではないでしょうか。
例えば設計事務所等では、図面を広げての打合せを行うので、
デスクが大きかったり、
パソコンをよく使う業種だと、机にコンセントがあったりと、
様々な工夫がされています。
このように「打合せ」をメインとしたオフィスづくりは、
多くのクライアントからリクエストを頂きます。
BASICでは実際の打合せスペースやデスクの大きさ、素材等をシュミレーションしながら、
クオリティーの高いご提案をさせて頂きます。